財団法人 稚内市体育協会


 学校懇談会講師・提言者紹介

 
【講話】「今の自分を支えてくれた人たち」
講師:上野由岐子 氏<ソフトボール日本代表選手、北京五輪・広州アジア大会金メダリスト>

福岡県出身九州女子高校(現・福岡大学附属若葉高校)卒業
2001年日立高崎ソフトボール部(現・ルネサスエレクトロニクス高崎)入部
小学3年生でソフトボールを始め、小学校で県大会優勝、中学校で全国制覇
高校では国体優勝、高校2年生で世界ジュニア選手権優勝
2002・2006年世界選手権 準優勝
2002・2006・2010年アジア大会 優勝
2004年 アテネ五輪銅メダル2008年 北京五輪金メダル
日本リーグ優勝 5回、全日本総合選手権優勝 8回、国体優勝 8回
日本リーグ新人賞、MVP 5回、最多勝 4回、ベストナイン 5回
最優秀投手賞 5回
日本リーグ通算138勝30敗、防御率0.48、奪三振1,412個


 女子ソフトボール界では世界一のピッチャーとして君臨。北京五輪での413球、激闘の末の金メダルは記憶に新しい。また、この度の中国広州で開催したアジア大会でも、他を寄せ付けない完璧な投球で、見事3大会連続の金メダルを獲得。日本の絶対的エースの活躍で、私たちに感動を与えてくれた。そんな上野選手の優秀な成績や素晴らしい活躍は、個人の努力は当然ではあるが、その他にもソフトボールを通して出会った指導者や学校の先生、家族、そして多くの仲間の応援が力となって達成できたものである。
 懇談会では、ソフトボールを小学校3年生から現在まで続けて来れた要因の一つである、周囲の人たちの支えや応援の重要性について、選手の立場からお話していただき、私たちの、その時々での子ども達への関わりや関係機関相互の連携を持った活動の支援について再確認をする。
 
【研究協議】「テーマ:スポーツ活動の継続と関係機関との連携」
提言者:中島 正文 氏  <稚内東小学校教諭>

 稚内市スポーツ少年団の平成22年度団員数は500人を超え、うち小学生団員は430人が登録。また、体育協会やその他の団体が開設するスポーツ教室等を受講する子ども達に加え、子ども会でスポーツ活動を行う児童を合わせると、週1回以上スポーツを行う小学生は、全児童数2,000人の約半数にも昇る。
 しかし、これらの団体はそれぞれ個々の活動を主とし、交流や連携はあまり取られていないのが現状である。その中にあって、同校のお二人の先生は、同校児童が所属する子ども会野球部の指導に携わり、 他の先生方の協力もあって、学校と地域との連携をもった活動を実践している。
 懇談会では、子ども会野球部の活動を通した学校と地域との連携事例とともに、先日の「稲葉篤紀Aiプロジェクト」少年野球教室に、これまで接点のなかった「スポーツ少年団」とともに参加したことを機に、他の少年団体との交流・連携を持つことによって得られる子ども達への期待についてお話いただきます。
提言者:本間 聖志 氏  <ラヴオールjrバドミントン少年団代表指導者、稚内バドミントン協会事務局長>

 市内には5つのバドミントン少年団があり、それぞれの指導者は、将来的展望に立った指導方針によりバドミントンの継続化に努めている。また、市内の中学校10校中9校にバドミントン部があり、バドミントン少年団員のほとんどが中学校進学と同時に同部へ入部している。バドミントン少年団が無い地区においては、地域の経験者の方々がサークル活動としてバドミントンを行い、学校やバドミントン協会との連携をもった活動がなされている。
 本日は、バドミントンの普及振興や少年団指導者と中学校部活動顧問との連携をもった中で、バドミントン競技の継続化について、バドミントン少年団指導者として、またバドミントン協会事務局長としての立場からお話しいただきます。
提言者:加地 賢一 氏  <稚内南部柔道スポーツ少年団育成会長>

 スポーツ少年団の活動は、主にその種目の練習や大会への参加であるが、この他に交流活動やリーダーの育成、社会貢献活動等がある。そして、スポーツ少年団は、所属する青少年のスポーツを通した心と体の健全な育成を目的に、指導者や育成会の連携・協力によって運営されているが、最も重要ことは、地域活動への積極的な参加や社会貢献活動等を通して、スポーツ少年団活動が地域や学校から認知されることにより、多くの方々からの応援で、より円滑な団運営が期待できるとともに、団員の励みにもつながる。
 懇談会では、長年にわたり交通安全啓発活動として、稚内警察署との連携により、国道40号線で団員全員が柔道着姿で、運転手に対し安全運転を訴え続けている、この社会貢献活動をご紹介いただきます。
 
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財団法人 稚内市体育協会 スポーツ合宿誘致推進協議会