財団法人 稚内市体育協会


 学校懇談会講師・提言者紹介

 
【講話】「継続は力・・・あきらめなければ思いはかなう」
講師:広瀬  哲朗 氏  <元日本ハムファイターズ選手、現在野球解説者>

静岡県出身、釧路市在住
83年    駒澤大学卒業、本田技研和光入社
86年    ドラフト1位指名で日本ハムファイターズ入団
       ジュニアオールスターゲームMVP
93年    主将に就任
93・94年 ベストナイン、ゴールデングラブ賞受賞
94年    オールスター出場
98年    現役引退


 子どもの頃から野球に明け暮れ、大学時代には東都大学リーグ通算99試合に出場。352打数100安打、通算打率.284でベストナインに4回選出。社会人野球からドラフト1位指名で日本ハムファイターズに入団。93年には主将に就任し、2年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。94年にはオールスターにも出場し活躍。98年に現役を引退。現役中は、果敢なヘッドスライディングなど闘志溢れるプレーで、パ・リーグ有数のガッツマンとして名を残した。現在は、野球解説者として活動する傍ら、釧路市で定期開催される少年野球教室「広瀬塾」塾長として活躍。また、「釧路リトルシニア(廣心球団)」総監督も務めている。その他、社会人チームの総監督や女子野球日本代表監督(現在顧問)も歴任している。
 本日は、子どもの頃に始めた野球を、現在まで続けてこられた理由やその魅力を感じることができた指導者の出会い。また、指導者として少年達との関わりの中で、学校や家庭など周りの様々な環境に対して感じる思いをお話していただきます。
 
【研究協議】「テーマ:スポーツ活動の継続と関係機関との連携」
提言者:加賀  誠 氏  <稚内東中学校教頭>

 中学校の運動部活動は生徒数の減少もあって、種目によって異なるが部員の確保が困難になってきている。スポーツ少年団から多くの入部が期待できる場合は、当面の活動も充実し保護者の熱い支援も期待できるが、その逆の場合は部の存続も懸念される現状である。生徒の健全な育成を助長する手段としてスポーツ活動が重要度を増す中、小学から中学・高校へと継続したスポーツ活動で、指導者間や保護者とのつながり、競技団体との連携が重要である。
 本日は、昨年度まで近隣の小さな町の学校で、部活動顧問として指導していた際のスポーツ少年団や競技団体との関わりや保護者との対応と現状を比較しながら、継続性のある充実したスポーツ活動のための様々な思いをお話しいただきます。
提言者:出口  昭仁 氏  <稚内中央小学校PTA会長、稚内市連合父母と先生の会会長>

 少年期は町内会の野球チームに所属し、近所の友だちとともに白球を追いかけ、高校ではバスケットボールに励み、スポーツの楽しさや素晴らしさを体験していた。保護者の方々は、子ども達の成長にスポーツ活動が有意義であることを理解していると思うが、学校以外の様々な活動でスポーツに触れる機会の少ない子ども達も少なくない。そこで、本日は、スポーツ少年団という組織やその活動がどのように映っているのか、またどのくらい理解されているのかを、学校PTAという親の立場からお話しいただきます。
提言者:倉  弘子 氏  <稚内水泳スポーツ少年団代表指導者>

 6年生卒業と同時に退団となるスポーツ少年団が多い中、稚内水泳スポーツ少年団は、中学・高校に水泳部がないこともあって、小学校から中学・高校へと継続したスポーツ少年団活動が展開されている。また、充実した指導体制で、団員の目的に応じた班の分類など、楽しむコースと選手コースとに分けた指導で、近年では全国大会出場選手も頻繁に輩出される団体へと成長した。年中使用できる施設での活動も大きな要因ではあるが、ここに至るまでの様々な苦労を力として、一貫指導体制の構築や育成会、学校との連携をもったモデル的なスポーツ少年団で、これまで克服した課題や取組んできた事例をご紹介いただきます。
 
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財団法人 稚内市体育協会 スポーツ合宿誘致推進協議会